報われる瞬間。

焼け付く様な暑さとはこの事…

道路の温度計は35℃を表示しております。マナツヤン!!!

 

こんな日は、アルコールと共にツールが最高です。

最後の砦『ラルプデュエズ』が待ち構える、第20ステージが始まります~


4人の逃げを追い掛ける集団。硬直状態のまま最大7分差が開いていましたが

一つめの超級山岳でコンタ、バルヴェ、フルーム、ニバリの頂上(山岳含む)対決が激アツ!


実質の最終ステージと言う事もあり、アタックが掛かる度に沸く声援。

トラブルが起こると悲痛な叫び。盛り上がりも最高潮。

 

スプリントポイントを前に、逃げているチームメイトを追い掛けるティボ・ピノ。

すぐ後ろをヘシェダルが猛追。

 

集団は速度を急速に上げ、ラストクライムへ向かおう…とした途端!

白いジャージのキンタナがアタック、反応するも遅れを取る王者。

先頭のピノを目指して臨戦態勢!

その後をニバリ、コンタが追い掛ける…まるで戦国時代のよう

 

先手を打ったのは、残り5kmで30秒差を埋めようと加速を止めないキンタナ。

1分差のフルーム、余裕ですか?

 

だが、前半パヴェから様々なトラブルに見舞われ、苦しんだピノ。

この場に立つまでの道のりを思うと、負けられない。

そんな気持ちをひしひしと感じ、悲願の一勝を勝ち取った瞬間は

しばらく鳥肌が治まりませんでした。

 

第7ステージ終了時、マルティンから引き継いだ

マイヨジョーヌをチーム一丸となって、最後の最後まで守り抜き

フルームはシャンゼリゼを迎える事になりました。

 

いよいよ最終日を迎えるにあたり、嬉しい様な寂しい様な…複雑な気持ちです。

  

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